ラズパイ演習 #4 DNSサーバーインストール
Dnsmasqとは?
Dnsmasqとは、小規模ネットワーク向けのDNS/DHCP/TFTPサーバーです。 /etc/hostsにレコードを追加するだけで、DNSサーバーとして利用することが可能です。 DNSの勉強のために、bindを使う予定でしたが、手軽なDnsmasqを使ってみます。
今日やること
- Dnsmasq のインストール
- Dnsmasq の設定
- dig コマンドを使って、DNSサーバーの動作確認
Dnsmasq導入手順
ラズパイをインターネットに接続する(テザリング)
apt-getコマンドでインターネットからパッケージをダウンロード&導入
途中Do you want to continue? [Y/n]
と出るのでYを入力
$ sudo apt-get install dnsmasq
$ sudo apt-get install dnsutils
$ sudo apt-get install chkconfig
Dnsmasq設定&起動
- 設定ファイル編集
$ sudo vi /etc/dnsmasq.conf
以下の部分のコメントを外す or 編集 - サービスの一覧表示
$ sudo chkconfig --list
dnsmasqがあることを確認し、3:on になっているのを確認する $ sudo vi /etc/hosts
<< 以下を参考にホスト名とIPアドレスを登録
# /etc/hosts
192.168.2.123 kabe
192.168.2.124 hide
- 再起動
$ sudo reboot
動作確認
- 自分の端末から自分のDNSサーバーに問い合わせ
$ dig @localhost kabeta.com
備考
実際のドメインを使って、DNSサーバー運用をテストをしてみたかったのですが、
うまく動作させるには固定IPがないと面倒なようです。
今回はdnsmasqを導入し、digで確認するまでとします。