ラズパイ演習 #3 名前解決DNS編
前回 #2 で2台のラズパイでネットワークを構築しました
その時の名前解決は、/etc/hosts を使うものでした
/etc/hosts はローカルの設定ファイルなので、手軽でいいのですが、
ネットワークが大きくなってくると各端末で同じ状態にするのが大変です
そこで、今回はDNSサーバーを使う実験です
ネットワークにDNSサーバーとしてMacBookProを参加させ、
ラズパイの名前解決にDNSを使います
今日やること
- MacBookProをHUBに接続
- MacBookProにDNSサーバー導入
- ラズパイ設定変更してDNSを使う
MacBookProをネットワークに参加させる
- MacBookProには有線のLANポートがないのでUSB接続のアダプタを接続する
- ネットワーク環境設定を開き、LANアダプタのIPアドレスを設定する
- ラズパイに ping が飛ぶことを確認
$ ping 192.168.1.123
MacBookProにDNSサーバー導入
- homebrew で Dnsmasq インストール
$ brew install dnsmasq
- 設定ファイルのコピー
$ cp /usr/local/Cellar/dnsmasq/2.75/dnsmasq.conf.example usr/local/etc/dnsmasq.conf
- 設定ファイル変更
$ vi /usr/local/etc/dnsmasq.conf
- サービスの再起動
$ sudo brew services restart dnsmasq
ラズパイ設定変更してDNSを使う
- ラズパイにログイン後、/etc/hosts の追加した設定をコメントアウト
$ sudo vi /etc/hosts
- DNSの設定を追加
$ sudo vi /etc/network/interfaces
dns-servers 192.168.1.250 の行を追加
- 再起動
$ sudo reboot
- ping で名前解決されていることを確認